2012年5月23日水曜日

ありがとうございました! 栄喜記

5月19日に無事、結婚式を執り行うことができました。
お越しいただきました皆様、来れなかったけど遠くから見守ってくれた皆様、誠にありがとうございました!
本当に楽しかったです。心に残る一日になりました!
途中、台本のページがみつからなくなったり指輪がうまく指に通らなかったり、序盤に緊張でコチコチになったり終盤に酒でベロベロになったりしましたが、特に大きなトラブルもなく終えることができてとてもほっとしています。
天気もよかったし。

これからこのブログは「ひこうきくも~5月19日に結婚しました」として当日の話とか、これまでネタばれになるから書けなかったこととか、今の気分とか、まあこれまで通り書きたいことを書いていきたいと思いますので、またご覧いただけると嬉しいです。

2012年5月17日木曜日

小さい頃は 朋子記

実家に行ったついでに、久々にアルバムなどを引っ張り出し、幼い頃の写真を発掘してきました。
まず、これ。
3歳ころでしょうか。
丸いですね。。。



4歳から7歳までは、アメリカのオレゴン州で育ちました。
ビーバートンという小さな街で過ごした3年間は、大切な思い出です。
当時は平日は学校に行った後、ESL(English as a second language)という英語の補習クラスに通い、土曜は日本人学校に通う生活でした。
四季折々のイベントや学校の行事がとにかく楽しかったなあ。
針葉樹が多くて、すぐに街が霧に包まれる、のんびりした環境でした。

これは、ハロウィンのときの写真。
左が私、右が妹。
私の衣装は母が縫ってくれたもので、妹は母のスカートをはいています。


当時の英語の補習クラスでつくったABC bookです。
こういうのを作りながら、アルファベットを憶えました。


これは、apple。


・・・が、栄喜さんに見せたところ、
「朋子クン。。。これは、apple、ではなく、pumpkinではないかい? 
appleてのは、下がすぼまってるんだよ。」
と爆笑されてしまいました^^;
確かに、ヘタの部分もまさしくpumpkin!
まあ、子どもの作品ですからね。




2012年5月16日水曜日

5月12日ーー準備はちゃくちゃく 朋子記

久しぶりに実家に戻った土曜日。
タイミングよく、ドレスが到着しました!
どーーーーーん(手前は実家の愛犬)。



平穏な実家に突如出現した迫力のドレスにやや戸惑う家族。
父、母、妹、私・・・とりあえず総出で、写真をとりまくりました(笑)
もうすぐ着るんですけどね。
置き場所は色々探したあげく、私の部屋(今は使っていない)のロフト用の梯子をかけるポールにかけておくことに。
自分の部屋にドレスがかかっているのを見て、ちょっと他人の目線になって「そうか〜この部屋の主だった人は、成長してここを出て、もうすぐ結婚するんだなあ。」と思いました。
はじめて、ああそっか、結婚するんだあ、と実感した瞬間でした。

ドレスの鑑賞ついでに、妹と母も当日の衣装を出して、女3人の楽しいひととき。
まず、妹の着物です。
かわいい〜〜〜。


それから、母の留袖をちらっと。



は〜〜〜〜素敵(ため息)。
やっぱり和装もいいなあ!

そして、午後自宅に戻ると、これまたペーパーアイテム用の品々が、iroha-niさんから届いていました!



これまた素敵な仕上がりにため息・・・。
写真をブログにアップすることをようやく覚えたので、写真多めの日記でした☆



2012年5月8日火曜日

5月4日ーーペーパーアイテム後半戦始動 朋子記

「連休中にいっきに準備を進めよう!作戦」が絶賛展開中です。
栄喜さんは仕事のため、この作戦は主に私の単独任務として遂行されていますが、今日は例外。
かねてからペーパーアイテムづくりにご協力いただいている、栄喜さんのお友達の方、栄喜さん、私の3人で、当日に使用するペーパーアイテムの打ち合わせをしてきました♪

さてさて、ご本人からOKをいただきましたので、まずはお友達さんのご紹介です。
お友達さんは、「iroha-ni(イロハニ)」というデザインカンパニーを主催されていて、美しい線画のイラストとデザインで、グリーティングカードやパッケージなど様々なものをつくられています。
すごーくすごーく繊細で、夢のような世界です。
そしてひとさじのかわいらしさと、ユーモアがあります。
最初に栄喜さんとともにアトリエを訪問させていただいた時、iroha-niさんがつくられたものが、会場の自由学園明日館にあったら、どんなに素敵だろう・・・!
その光景を見てみたい!
とテンションが急上昇しました^^

そしてその時の直感は、ドンピシャで。
席次表などなど、素晴らしい仕上がりになっていました。
あらかじめお送りした骨格だけの文字要素が、思ってもみなかった美しいかたちになっています。
これは絶対、皆さまに楽しんでいただけるはず!
もう、完成品を早くみたくて待ちきれません。私が(笑)。

そして結婚式まで約2週間というきびしい日程であったにも関わらず、iroha-niさんの輝ける段取り力と実行力により、当日までに無理なく制作を間に合わせる見通しもつきました。
本当に頭があがりません。
「ありがとう」と言い過ぎて、最後の方は、言葉の意味がうすっぺらくなるんじゃないかと思い、無言で礼を繰り返すのみであった栄喜さんと私でありました。

ここのところ、終わりのみえない手配作業に若干追われ気味だったのですが・・・
エネルギーがまた満タンに充電されました♪
皆さまどうぞどうぞ、当日は素敵なペーパーアイテムにご注目いただければと思います。


ピンクゴールド 栄喜記

朋子さんが指輪について書いてくれておりました。
そう、指輪が届いたのです。うん、嬉しかった。
そもそも指輪なんて僕はつける習慣がなく、ほとんど買ったことももらったこともなかったのでとても新鮮でありました。

朋子さんが書いてくれましたが、僕が選んだのはピンクゴールドの指輪でした。
ゴールドならばイエローとピンクの二種類が選べると言われましたが、なんとなくピンクの方がピンときたのです。
その時僕が連想したのは、意外にもグレープフルーツでした。
巷でよく見掛けるグレープフルーツにも黄色とピンクの二種類あって(写真参照。ちなみに黄色の方は「ホワイト」というようですがそれはまあいいでしょう)、なんかそれに似てるって思いました。そして僕は果物の中でもグレープフルーツ、それも「ルビー」と呼ばれるピンクグレープフルーツが好物なのです。
勿論、僕の肌の色とか持ち前の雰囲気とかも考慮した結果ですが、最後の決め手は好物であるピンクグレープフルーツにあやかろうという事だったのです。なんちゅう決め方でありましょうか。でも結構ものごとを決める時の最後の一押しってそんなもんだったりもします、僕の場合。

ピンクという色は意外にも縁のある色なのかもしれません。
洋服を選ぶときなどはまず選ばない色ですが、(ちなみに至って無難な黒や紺などを選ぶことが多いですね)、かつて高校時代に隣の席に座った鈴木君という実に無邪気な友達から一度「ピンク加藤」というニックネームをつけられたことがあります。
その頃は周りからは「かとぴー」というニックネームが定着していたのですが、鈴木君は「かとぴーのぴーって何のぴーだ?」という疑問を抱いたようなのです。
そして「ぴー」→「P」→「ピンク」という結論に至ったようで、ある朝「俺、今日からピンク加藤って呼ぶわ」と宣言しました。
どうやらその響きが気に入ってしまった実に無邪気な鈴木君は「ピンク加藤」という単語を口にする事に快感を憶えたらしく、「よう、ピンク加藤」「さすがピンク加藤」「ピンク加藤的にはどう?」等と、全く周囲には浸透しないにも関わらず一人、飽きるまで「ピンク加藤」と呼び続けていました。まあ、一ヶ月くらいではありますが。

鈴木君とは浪人時代の夏に一緒にサザンの野外ライブを観に静岡まで行ったのを最後に交流がなくなってしまいました。
喧嘩をしたとかそういうのではないですよ。元々それなりに仲のいい友達ではありましたが、同じグループだったとかそういう特に近い友達でもなかったし予備校も大学も別で済んでる場所も遠かったので接点があまりなく、いつの間にか疎遠になってしまったのです。
うーむ、鈴木君は元気かなあ。
今会ったら「ピンク加藤はピンクの結婚指輪を手に入れたよ」と言ってあげたい気もします。
でも鈴木君はそんなニックネームをつけた事を無邪気に忘れているような気もします。


(写真:左がピンクグレープフルーツ、右が黄色のグレープフルーツ)


2012年5月5日土曜日

「KiKU」指輪づくり 朋子記

私たちはドレスとスーツに続き、ひょんなきっかけから、結婚指輪も金沢でつくりました。
指輪づくりをお願いしたのは、金沢のKiKU(キク)さん
ジュエリーをはじめ、カトラリーや茶道具などをつくられていてます。

そもそも結婚することになった当初、指輪選びについてはまったくアテがありませんでした。
というのも。
栄喜さんは、ビシっと決めたお姉さんが「いらっしゃいませ」と迎えてくれる、華やかな宝飾店は肌に合わないようなんですね。
そういうお店にいっても、数分後には頭痛をうったえ退散してしまうであろうことは、過去の経験より、火をみるより明らかでした。
せっかく選ぶなら、一人ではなく二人で行きたいんだけどなあ・・・
とはいえ、良い方策も思いつかず、いつのまにやら私も「指輪がなくても結婚できるし、まあいっか☆」という気持ちになっていたのですが。

そんな話をふとドレスのデザイナーさんにお話ししたところ、紹介してくださったのが、KiKUさんでした。

教えられた道順をたどって、はじめてお店を訪れたとき。
一つひとつのアイテムの金属ががいきいきとしていて驚きました。
葉っぱのアクセサリーははかなくきらめき、かえるの指輪はぬらりと艶があり、カトラリーは渋くひきしまった佇まい。
人にたとえるなら、豪奢な王宮のマリーアントワネットというよりは、馬を乗りこなし草原を駆け抜ける武家の姫、でしょうか。

結婚指輪は、装うものでもあるけれど、同時にお守りでもあり、生活道具という側面もありますよね。
そう考えると、ここでお願いするのも素敵かも!
栄喜さんも、かえるの指輪のリアルさに「すっげえ! これ欲しい!」と盛り上がっており、いたく気に入った様子。

そんなこんなで、金沢から帰宅した後、KiKUさんで指輪をオーダーしよう!ということに、すんなり意見がまとまったのでした。

デザインについては、さんざん迷ったものの、二人ともツチ目(細かい打った跡)のあるマットなゴールドの指輪にしました。
私はイエローゴールド。
栄喜さんは本人の希望により、ピンクゴールド。

ん? ピンクゴールドってちょっと女の子っぽくないかな?
と思いましたが、完成品をみると、イエローゴールドに夕焼けが映り込んだようなうっすら赤がにじむ色合いが美しく、本人の肌の色や手の雰囲気にしっくりなじんでいました^^。
良かった良かった♪

ドレス、スーツ、指輪とつくってみて。
モノをオーダーしてつくるのって楽しいなあと思いました。
どんな風にしようかあれこれ考えたり、少しずつ出来上がって行く過程にワクワクドキドキしたり。
そういう時間を含めて、完成品を手にしたときの驚きとうれしさが格別なのです。

もちろん、時間も手間もかかりますし、なんでもかんでもオーダーが良い! ということでは決してありません。
でも、そういうところに、オーダーの良さってあると思います。
もしまた人生のどこかで、そういう機会に巡り会えたら、挑戦してみたいなあ。


5月1日ーー指輪到着! 朋子記

メーデーの名残で仕事はお休み。
朝から自転車をこいで阿佐ケ谷へ。
駅前の細い道を少し入ったところに、かわいいお花屋さんがあるのです!
目的や渡す相手のイメージを伝えると、いつも「おおお!」というかわいさのアレンジを仕上げてくださるのですが、今日注文したブーケも素敵でした。
わーーい♪

ブーケをたずさえ、もうすぐ赤ちゃんが生まれるお友達に会って来ました。
すっかり大きくなったお腹をさわらせてもらい、本当にもうすぐお母さんになるんだなー、と感動。
お友達がお母さんになっていく様子は、なんど巡り会っても不思議ですし感動的です。
お互いの近況を報告しあう内に、あっという間に時間は経過。

そして、夜。
今日はもう一つ楽しい予定がありました。
そわそわと待ちながら夕飯の支度をすることしばし。
コンコン、とノックの音が!
かねてから金沢でオーダーしていた結婚指輪が宅急便で届きました^^。

すぐにでも開封したい! という気持ちをぐっとこらえ、栄喜さんの帰宅を待っていよいよオープン。
ふう〜とため息の出る美しさでした。
以前にシルバー製のサンプルリングで雰囲気や付け心地等を確認していましたが、本物はぐっと金属の迫力というかすごみが増しています。
この子たちと、これから長い年月、一緒に過ごしていくんだなあ。
大切にしよう。

栄喜さんは、試しにはめた指輪をつけたままで就寝したいと主張しましたが、私は、そのようなことをすると、結局明日の出勤前に慌ただしくはずすことになり、なくしやすいと反対しました。
指輪は届いた箱にきれいにしまって就寝しました。

2012年5月1日火曜日

4月30日ーー脱線もまた良し 朋子記

細々はじめたブログですが、最近はすっかり書くのが楽しくなってきました。
書くことで頭のどこかが体操しているようでもあり、気持ちも整理され、進み具合に不安をおぼえたときも読み返せば、「うん進んでる。だいじょうぶだいじょうぶ。」と思うことができます。
式当日までも、時間の許す限りあれこれ書いてみたいと思います。

さてさて、連休3日目。
栄喜さんは仕事の繁忙期のため、比較的まとまって時間のとれる私がガッツリここで進めておこう! と朝から気合十分。

働いているとどうしても時間の制約があり、あいまをぬって結婚式の準備をすることになりますよね。
でも、良い面もあると思うのです。
私の場合は、書籍の編集の仕事をしていますので、その本について必要なことを各方面に依頼し、相互に連携させながら、進行を管理する……ということを日頃しており、結婚式の進行についても割合とその感覚を応用することができます。

というわけで、必要な連絡事項と相手をリストアップし、電話やメール。
また電話。
またメール。
1件はお相手が隣町、荻窪のお店さんだったので、自転車をこいで、荻窪へ。

しかし気温が急にあがったことと、若干の焦りを感じつつあれこれ作業していたためか、帰宅するころにはやや貧血気味に。
ううっ。
1人で準備を進めているとはかどるのですが、あれこれ考え込んだり根をつめすぎてしまうのですね〜。
反省。

栄喜さんと準備をしていると、栄喜さんが寝ているかお風呂に入っているとき以外はほぼ100%おしゃべりしているため、なんだかんだと私もあいづちをうち、程よく息抜きできていたんですね。
以前、わたしがブログを書こうとしてパソコンにむかっている時にも、栄喜さんが話しかけるので「全然書けないじゃん!」と怒ったことがあったのですが。
怒って悪かったなあ、ありがとう、と思いました。

ちなみに栄喜さんのおしゃべりの内容は、たとえば式の「A」ということがらについて話題にすると、「Aといえば、俺高校生のときにさ〜……」と思いもよらない方向にだいたい脱線していきます。
栄喜さんとお付き合いするようになって8年程が経過しますが、そうした「〜〜といえば」ではじまるエピソードはいまだ尽きず、いったいこの人の中にはどれだけエピソードの埋蔵量があるのだろう、としばしば不思議に思います。

あ、このブログの記事にもお互いの性格が現れているかもしれませんね(笑)。

結婚式は仕事ではないのだし。
もっといえば、仕事だって力を入れ過ぎるとうまく行かないことってあるし。
もちょっと力をぬいてやろうと思います。
そんなわけで、本日の日記はちょっと脱線気味なのでした^^。







4月29日ーー最後の打ち合わせ 朋子記

連休2日目も打ち合わせです。
今日は明日館のプランナーさんと、式前の最後の打ち合わせ。
お料理や飲み物、装花、進行ほか細々した段取りを確認し、決定します。

「決定」という言葉に、ややプレッシャーを感じ、朝からこれまでの打ち合わせの控えや自分のメモを読み返したり、バタバタ。
でも、実際に打ち合わせをはじめてみたら、すべてが淡々とスムーズに進みました。
もうあれこれ迷う時期は過ぎ、あらかた意志もかたまっていたんだな。
打ち合わせをしてみて気がつきました。

苦戦を予想していた装花の相談も、前日にブーケの打ち合わせを終えていたことで、頭も整理されており、しっかり希望をつたえることができました。
うん、これなら納得!
自分なりにではありますが、明日館の好きなところをお伝えするのに過不足のない、良いオーダーができたと思います。

大きな決めごとも済んだ打ち合わせの終盤は、プランナーさんも栄喜さんも私もほっとし、談笑モードに。

「おふたりは、ちょ〜〜〜〜〜〜っとずつですが、確実に進めていかれますね」

というコメントをいただきました。
ふーむ、確かにそうかも。
いざ自分たちが当事者となると、改めて結婚式の決まり事一つひとつについて考え、取捨選択に悩み続けた半年あまり。
でもようやく、おさまるべきところにおさまったように思います!

さて、これからは当日つかうペーアーアイテムや司会の台本づくり、必要な品もろもろの搬入の段取り……て、あれ、けっこうやることがたくさん(笑)。
ほっとしつつも新たな焦りが生まれた連休2日目^^;。
夕方からの打ち合わせ後、すっかり遅くなったのでデパートでじゃんがらラーメンを食べて帰宅しました。