2012年6月26日火曜日

余話①ーー予算は大事よ 朋子記

式の主だった要素をアップする合間に、ちょっとした裏話も書いてみようと思います。
最初の余話は、結婚式では避けて通れない「予算」について
ヽ( ・ิ∀・ิ )ノ
ん? 「余」といいつつけっこう大事な話ですね。

とはいえ、このブログを主に読んでくださっているのは、式に来ていただいた方々のはず。
そこでホスト側の台所事情を赤裸々につづるのは、けっして粋ではありません。
ですので、やってよかったと思ったこと、
「セルフ見積もり&資金計画づくり」について書こうと思います♪

「セルフ見積もり&資金計画づくり」とは?
その言葉どおり、自分たちで見積もりと資金計画をつくってみる、ということです。
式場を自由学園明日館にしようと、栄喜さんと私の間で9割がた心が決まり、お互いの両親に報告した際。
栄喜さんのお母様から、式の費用の内訳と、その準備や分担をどのように行うのか、という点についてきちんと考えてから決めなさい、という言葉をいただきました。

「はっっ・・・ギクギク! (。・Д・)

正直、式場側から発信される情報の嵐を咀嚼するのに精一杯で、渡された見積もりについては「こんなものなのかなあ」という程度の意識でしかなかった栄喜さんと私^^;。
そこではじめて、それぞれの項目をじっっくり吟味することになりました。

すると、出てくるんです色々な発見が。
たとえば他の式場からもらった見積もりと比較すると、合計額がほぼ同じでも、含まれている費目が異なっていたり。
一つひとつの要素は少額でも、チリも積もれば山となる!

というわけで、改めて明日館からもらった見積もりを元に、エクセルで自分たちの見積もり制作することになりました。
具体的には、下記のような感じで作業。

・式場作成の見積もりの各要素を、順番に入力。
・そこに計上されていない、絶対に必要になる要素(引き出物やペーパーアイテムほか)をプラス。
・自分たちが必要だと考えたランクアップ分をプラス。
・装花、写真は詳細な内容を式場側に確認。
・疑問を感じた費目についても、式場側に内容を確認。
・ブーケなど持ち込みが可能な費目については、外部の店舗に電話で相場をリサーチ。

・そうしてできたセルフ見積もりの合計額を元に、あらためて資金計画

率直にいって、しんどい作業でありました・・・。
確認している各費目についても、漠然としたイメージしか沸きませんし、お金の話をすることにも慣れていないので、プランナーさんに何を聞くにも気を遣うし。

でも、心からやってよかったです (≧Д≦) 
この見積もりと資金計画をつくったことで、栄喜さんと私の中で、「こういう式にしたい」という共通項が生まれ、逆に「ここは不必要」というところもはっきりしました。
そしてプランナーさんには率直に相談することで、
「それでしたら●●という方法もありますよ」
といった具合に、私たちの想像が及ばない部分についてもアドバイスをもらうことができました。

不思議なものですが、見積もりをつくり終わった段階で、結婚式の内容も柱となる要素がすべて決まり、後の準備がかなり楽になりました。
お金って、物ごとを動かしているんだなあ (*´ω`*)

栄喜さんのお母様からは、最初に書いたアドバイスをいただいた際、
「こういうお金が動く話は、周りからあれこれ言われるのが常だから、めげないでがんばんなさい!!」
という言葉も一緒にいただきました。
うれしかったです。
とてもあったかくて、結婚式の準備を進める中での、大切な思い出の一つになりました。
何かのコマーシャルにもありましたが、お金にあたたかい血をかよわせることができるかどうかは、その使い手の心次第なんですよね。
とてもむずかしいことだけれど、そういう人になれるように、成長していきたいなあ、と思う今日この頃です。

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