私たちの場合は、幸運にも、栄喜さんの画学校時代のご友人さんに制作を引き受けていただけることになりました^^
そのご友人さんが描いてくださったのが、こちらの迫力あふれる油彩画です!
ウェルカムボードの制作については主に栄喜さんが担当しておりましたので、ここでは傍からみていた様子を少々。
栄喜さんは、それはもう、大変な熱の入れようで、打ち合わせのためにご友人さんと明日館まで実際に足を運び、見学するところから制作は始まったようでした。
ラフをいただいてからも、方向性やタッチについて綿密な打ち合わせを行い、その様子は
「ご好意で引き受けていただいているのに、こんなにアレコレお願いして良いのだろうか?」
とこちらが少々心配になるほどで。
そして、気がついたのです。
栄喜さんとしては、「結婚式のウェルカムボード」というきっかけを口実にして、ご友人さんの大変な絵の才能をたくさんの方々に、明日館という場所で、披露したかったのだろうと思います。
そして、式のあとは、その絵をちゃっかり自分の美術コレクションの一つにしようという心づもりなのだと。
ですから、ご好意で引き受けていただいた上でこんなことを言うのも恐縮ですが、そこには「たのんだ側」「たのまれた側」どちらも一歩もひくことのない、真剣勝負が行われていたのでありました。
ウェルカムボード、写真で見ても素敵ですが、実物の迫力は大変なものです。
さまざまな色がそれぞれの個性を叫びながらも響き合い、一枚のキャンバスの上でオーケストラが奏でられているかのよう。
そして左下には栄喜さんと私も描かれております。
はわーーーーーなんたる贅沢でしょうか!
さてさて、我が家は栄喜さんが引っ越してきて以来、あまりの忙しさに本格的な片付けは後回しにされてきたのですが。
この絵を早く壁にかけてあげたい!
そんな気持ちで、二人でせっせと片付けにいそしむ今日この頃でありました。